ボツリヌス注射（製品名：BOTOX）を行っています。

1. 眼瞼痙攣
   片側や両側の眼の周りの筋肉がピクピク痙攣し、ひどい時には眼が開けられなくなる病気です。現在のところ原因不詳で根本的な治療法はなく、症状管理にはボツリヌス注射が行われます。
2. 顔面痙攣
   片側の顔面の筋肉がピクピク痙攣します。頭蓋内での神経血管圧迫症候群の一つで、根本治療としては開頭手術が行われますが、保存治療としてはボツリヌス注射が行われます。
3. 痙性斜頚
   意志とは関係なく頚が傾いてしまう病気です。現在のところ根本的な治療はなく、保存治療としてボツリヌス注射が行われます。
4. 上肢・下肢筋痙縮
   脳卒中などの脳脊髄疾患に伴う上肢と下肢の筋痙縮には、ボツリヌス注射が有効です。
5. 多汗症
   日常生活に支障がある、ある程度以上の多汗症についてもボツリヌス注射が行えるようになりました。

上記5つの疾患に関しては、保険診療によりボツリヌス注射を行う事が可能です。 詳しくは、受診の際にご相談ください。